2857m   

北アルプス常念山脈の盟主

常念山脈は梓川を挟んで西の槍ヶ岳穂高連峰の東側を南北に伸びています。
燕岳、大天井岳、横通岳からの縦走コースは槍穂の景観を楽しむ素晴しい稜線が
伸びている。今回は縦走をあきらめ、「一の沢登山口」の往復登山を満喫してきました。


 ■ 登山口 : 長野県安曇野市穂高 [一の沢」
 ■ 登山者 : 二人(隊員)
 ■ 山小屋 : 「常念小屋」 常念乗越に建っていて背後には槍穂の大パノラマを擁する絶景地。
 ■ コース  ヒエ平(一の沢)登山口・・・笠原沢・・・常念乗越・・・常念岳往復登山
    26日 4時間34分常念乗越+3時間32分小屋山頂往復  一日目8時間06分
    27日 3時間46分

 

【5:38】登山口(ヒエ平)で届け提出スタート
車中仮眠中、4時頃バスの音で目覚める、まだ辺りは真っ暗闇だ。

朝食と準備を始める。朝食は高速コンビニで買っておいたおむすびだ。

駐車場から約1000mの登山口、もう何組ものパーティーが歩いている。

一の沢の渓流のマイナスイオンをいっぱい吸い込みながら、又丸太橋の大小の沢を何度も越えてゆく。
カエデ、ミズナラ等の広葉樹林帯の朝は静かで少し涼しくて気持ちがいい。
【8:31】やがて沢を離れる「胸突き八丁」に差しかかる。益々急登になってくる。ロープに捕まり丸太槁を歩く。
これより急斜面のトラバース、低草木の登山道に容赦なく強烈な朝の日差しが照りつける。

【9:09】最終水場  ここで水分補給と行動食、大休憩。あと乗越まで1000m、高度で210m。(約90分かかった)
お昼までタップリ時間もある。
【10:13】常念乗越に到着。まだ10時と言うのに上昇気流にのって次々とガスが舞い上がってくる。
指示標識の背後には槍穂連峰が・・・見えたり隠れたり。その内に・・・

早い昼食・・・広い乗越には山小屋、テント場、燕岳方面の縦走路。
 お湯を沸かしラーメン、コーヒー、レトルト思い思いの昼食、デザートで賑っている。

昼食タイムも楽しみのひとつだ。

小屋に入るのも早いし、明日早朝に常念アタックも眺望は?・・・?そしてなんとなく登ろう!

【10:58】山頂へ
ザックは重いのでコルに置いといてザラ場の登山道を・・・先には岩クズのガラ場で歩きにくい。
梓川を見下ろし槍穂を眺める。

一緒に登り始めたS夫婦は途中あきらめ下山、私も度々諦めかけたが同伴者が黙って着いて来る。

397m上の山頂まで、本当にきつかった。手前の急斜面ジグザグに登ってもかなりキツイんです。
 槍の穂先だけがどうしても雲が取れない、居座っている ↑ 中央右より。
     
【12:31】 コルから予定通り?の1時間34分!!
素晴しい「蝶ヶ岳」「蝶槍」のガレキの縦走路!気に入った!!

【14:29】 下山も1時間58分、常念小屋に申し込む。
なんとか布団一枚に枕一つである。やった〜!前日の日曜は倍の400人

窓越しに槍ヶ岳、大喰岳、中岳続いて大キレット、北穂高の大景観

 


マウス on

朝4時過ぎ廊下や部屋が騒がしくなりだした。天気は上々の声!

防寒支度でコルへ飛び出す。もう大勢の登山者が歓声を上げている。


 【4:46】 もう大勢の登山者は夜明けシーンを静かに見守っている。
東の山並みもはっきり確認できないが南アルプス方面特徴のある富士山、八ツ岳がよく見えた。

 右手を見れば昨日は全容を見せなかった常念岳が朝日に輝いている。
山頂を目指す何組ものパーティーのヘッドランプが転々と続く。

背後には槍ヶ岳のモルゲンロート、肩には「槍ヶ岳山荘」の灯りもハッキリと、
勿論キレット左の尖峰、北穂高岳に小屋の灯りも。

山頂の小屋宿泊者がテラスから歓声を上げている。(聞こえてくるような気がする。)、
小屋に泊まった1/3は山頂でご来光を見る?すでに登りにいっている。
後1/3は6時前後より蝶ヶ岳ー上高地縦走組み
後は下山組と燕岳縦走組?。

私達は約1時間、二日目の朝を夜明けショーを楽しんだ!!

そして朝食。(昨夜は3回(班)に分けての夕食、大混雑。) ベンチで沸かすホットコーヒーもよいが
食堂で登山者とゆっくり話しながら下山を惜しむ。

二日目の予定と言えば小屋で紹介してもらった天然温泉「常念坊」につかるだけ。
山小屋の朝もいいなぁ〜、又のぼって来たい!
さよ〜なら〜 やりとじょうねん









            

 ペア三組、一室の部屋割りで布団一枚に一人でホッとする。
 実は熟睡できなかった。一組夫婦のイビキと歯ぎしり、全く
 何の対処も仲間意識もない。

 疲れているので眠れるが睡眠薬持参が必要 なのかな!