赤 岳 横 岳 2829m 硫黄岳 2760m 中岳 阿弥陀岳 |
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八ヶ岳は夏沢峠を境に穏やかに広がる北部を「北八ヶ岳」と呼び、峻険な峰々の アルペンムードの南部を「南八ヶ岳」と呼ばれ岩稜の尾根にハシゴとクサリの連続は圧巻!!。 |
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コースガイド 長野県茅野市 美濃戸口 山小屋泊 周回登山 夫婦 |
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8月23日 美濃戸口P7:30…10:00行者小屋10:20…12:15地蔵尾根…12:20赤岳天望荘 …赤岳2899m山頂… 赤岳天望荘泊 所要タイム4時間50分 8月24日 赤岳天望荘6:37S…三又峰…奥の院…8:05横岳2829m山頂…9:00硫黄小屋 …硫黄岳2760m山頂…10:20赤岩ノ頭…12:26赤岳鉱泉…14:33美濃戸口 所要タイム8時間 |
6:37 スタート 朝6時駐車場到着、もう四、五組のパーティーが準備中、神戸、大阪の関西ナンバーも目立つ。 苔むす針葉樹林帯に沢を横切り「行者小屋を目指す。やっと「行者小屋」前広場にはお揃いの ジャージ姿の中学生約80名が赤岳を目指している。なかなか出発しないので途中追い越される のは面倒だが承知の上、 一息入れすぐに出発。気になるガスは山頂を覆ったまま晴れようとはしない。 10:20 行者小屋 森林限界が高い、急坂やハシゴ、クサリ登れど上れど視界が広がらない。 |
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地蔵尾根は急登で見通しが 悪い。 尾根近くは更に急坂でハシ ゴ、クサリ・・・それに浮石、落 石が怖い 背後ガスの晴れ間に横岳の 山容が見え隠れ!明日の縦 走コースだ。 |
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12:15 地蔵尾根の頭にでる この日は赤岳天望荘泊の予 定。ゆっくり昼食タイムをとって 赤岳山頂往復登山、ガスも晴 れないし昨日は夕立の洗礼も あったので朝のご来迎を山頂 で見よう! |
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夕食までの時間を「展望デッキ」や「談話室」で山仲間と話が尽きない。 サプライズ 1・・・昨年穂高山荘で出会った青年と出会う。傘ヶ岳に沈む夕日を撮影 中の記憶だ。 〃 2・・・同じく下山中に穂高岳で3日間パーティーを組んで登った埼玉県の K.I に声をかけられる。 夜の山小屋は満天の星空と「天の川」、きっと明日はきれいなご来迎が・・・でも不運に も外はガスで真っ白だ!。 展望のきかない赤岳の山頂へは登る気分になれなかった。(後で後悔) |
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二日目・・・6:37 横岳、硫黄岳縦走スタート 何度も何度もクサリ場にハシゴ場。岩場には植物も張り付くよ うに咲いている。 赤岳に登れなかったことなど一瞬に忘れて必死でトラバース。 * 女房も必死で後を着いてくる。足の位置、掛場所いろい ろアドバイス。 音も上げずによく頑張っている。 (今回一番心配してたこと) |
8:05 横岳 山頂に到着 | |
横岳下のピーク 背後には赤岳2、中岳、阿弥 陀岳が聳え立っているのが 見え隠れ。 横岳を過ぎれば硫黄岳のコ ルまで暫く降り。 途中高山植物を一杯見るこ とができる。 |
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9:00 硫黄岳小屋到着 この硫黄岳小屋にはS61年 浩宮殿下も泊まったと記念碑 と案内人が記されている。そ の山容もきれいである。 遅立ちのパーティーと出会う、 (九州熊本) |
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9:56 硫黄岳山頂 広々とした山頂であるが下を覗き込むと 絶壁の氷河の崩落を思い出す(爆裂火口である)。この辺り 硫黄岳山頂までにこのようなケルンが9個、林立している。 |
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10:25 赤岩の頭 硫黄岳を下りて右手に「オーレン小屋」昨日の行者小屋がよく見える。 赤岩の頭を降りかかると阿弥陀・中岳・赤岳・横岳ヶはっきりと見えだした。 ああ残念!でも 今回の縦走は楽しかった〜ぁ。 12:26 赤岳鉱泉無事下山 昼食 1時間半のところが所要約2時間、おそらく疲れてきたのだろう。 2:33 駐車場到着 あぁ疲れた疲れた、もう惰性で足が前に出ている。もうすぐ駐車場と言う 辺りで登山者に尋ねてみたら上りで「約1時間」と言ったので下りなら30分で十分、2時には とニッコリ・・・ところが |
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満足度◎90点。 @ やっぱり赤岳山頂に行っておくべきだと反省と止めてよかったと納得したり。 A K.I 下山中で会う。名前こそ分からないが穂高山荘でであったと青年にも声をかけられる。 B 女房と山小屋泊の縦走は初めて・・・日帰り登山は経験済みであったが辛抱よく岩場のト レッキングも付いてきた。なるべく日にちを合わせて一緒に登ろう! C コマクサの群生を見て心が晴れ晴れとなり、緊張感から開放され・・・happy! |
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@コマクサ A? Bトウヤクリンドウ |
コマクサは横岳-硫黄岳山荘の中間点辺りで大群生地がありました。硫黄岳の爆発 時に降り積もった火山灰土に自生し成長しても10cm前後だそうですが根っこは30cm以上 地中に根付いているそうです。 |