お知らせ  2003年よりマイカーで登ることは出来ません、バス・タクシーのみになります
22:00出発
10月11日
準備もそこそこ自宅出発、途中コンビニで明日の昼食とおやつ少々しいれる。中国道福崎ICから高速、何時もの通り養老SAまでノンスットプ、約240k、0:30分に到着、しばらく休憩して出発しようとした時少々雨が・・・いやな感じ。最後のIC中津川の手前のSAで約1時間仮眠、

5:00到着
10月12日
中津川より国道19号線、木曽川沿いに北上約1時間、元橋から国道と別れ約1時間で御嶽山登山口、田の原に到着、気温1°車から降りると震える。東の空が真っ青でアルプスの稜線がだんだん赤く染まってくる、そして雲海が真っ白に下界を覆っている。思わず歓声。朝食も忘れてカメラをセット日の出までのシーンをパチパチとフィルムに納める。本当にラッキーだった。左を見れば「御嶽山」が朝日に照らされ赤く見える。
興奮しながら朝焼け、雲海のショーを楽しんでいるうち、あたりを見ると登山者たちは準備を終えたグループから次々とスタートしている、気にしながら女房と朝食のおにぎりぱく付く。興奮覚めやらぬまま朝食そこそこに登山の準備。

6:15
田の原
登山口
出発
御岳神社の鳥居をくぐってさぁ出発。登山道は2~3センチの霜柱。空気も美味しい、足も軽い。王滝山頂まで一直線の登山路、でも急登、約2時間と案内してあるが今日は時間たっぷりあるので女房のペースに合わせてゆっくり楽しみながら登ろうと決める。何度も何度も一息つきながら上を見れば青空に山頂が、下を見れば朝日に照らされ輝く山々と雲海、雲海の下に見える景色はどうなんだろう。そんな時「雷鳥が向こうへ行った」と聞こえるが時すでに遅し、あぁ残念!多くの登山者の顔は満足そうな笑顔と会話。あまりにものスローペースでとうとう団体さんに巻き込まれてしまう。話を聞けば大阪から観光バスで朝着いたとか、そして御岳ロープウェー(黒沢ルート)側へ縦走するとの事。本当にアリの行列の大混雑。もうそこに王滝山頂が見えてきた、でも急登路が続く、足場は土と石の登山道、何日か前に降った雪もある。足を休めると遠くアルプスの向こうに富士山が見える、手前は木曽駒、右に北岳、左に甲斐駒ヶ岳が見え八ヶ岳連峰(勝手に決める)、本当にいい天気、紺碧の空に大パノラマ。

9:00過ぎ
王滝山頂
やっと王滝山頂に到着。大分汗もかいた、疲れてきた、もう三時間はかかってる。しばらく目指す「剣が峰」を見上げながら休憩。御嶽山は活火山だった。硫黄の匂いがしてくる、蒸気も上がってる。山小屋と神社を通り抜け又小休止、剣が峰まで後30分と聞こえてくる。がそんな時間では登れないだろう、マイペース。足元は土と小石の急登。「さぁ行こうか」と女房を急き立てるが「お先にどうぞ」の声にもう少しお付き合い。

9:45
剣ケ峰頂上
山頂は大混雑、だが360度の大パノラマ。8月に登った「乗鞍岳」なんかすぐそこに!しばらくその展望を満喫、あのトンガリ山は?槍ヶ岳でその左のトンガリ山は?方向盤を探す、笠ケ岳だって、その奥遠くに立山連峰見える。ずうっと西には白山も見える。穂高連峰を背に標柱3067mを横に記念撮影。この時期冠雪した山々は見えない、富士山の雪だって見えない。山頂真下には美しい緑色した二ノ池、きれいな水を湛えている。その向こうに摩利支天(2956m)が馬の背のように続く、そこまで行けば三の池があるはず。先ずはゆっくりと昼食にしようにも大混雑、二ノ池のよく見える所まで移動して昼食をとる。二ノ池を二人で独占しながらの弁当は美味しい。
奇怪な溶岩のオブジェの横で!弁当ひろげる。溶岩だらけの急登を登る若者が見える、あれは硫黄と水蒸気の上がる地獄谷に行くのかな?「おぉい、三の池まで行って見ようか」と声をかけるが元気のない返事がかすかに聞こえる。25年も前に登った事思い出してるのかなぁ

11:00
昼食終えて
二ノ池畔めざし立ち上がる。下り坂、ちょっと右足が痛い。休みすぎかなぁと気にせずに。平坦なサイの河原が見えてきた、その周囲に摩利支天の馬の背が取りまくように、しばらくすると三ノ池が見え隠れするがその先は塀の上を歩くような感じ、もうここで三の池を見たので行ったことにしよう!本当はお池めぐりと摩利支天山頂を計画してたのにあっさりと断念、剣が峰と二ノ池のみで大満足の気分に納得。時間も天候も何の心配もないのに・・・
又二ノ池に戻る。ここで大休憩。前日深夜からわずかの仮眠で走り通した疲れがどっと出てくる。田の原登山口まで姫路から439kの道のり、約7時間。元気でまだまだ若い

13:00
田の原
めざして

15:30
帰着
しばらく土と石ころの道を剣が峰を横切るように歩いて王滝山頂まで。途中大きな川のような谷が見える、溶岩が流れ出した後だろう。雲仙の普賢岳を思い出す。王滝山からは真下に登山口の車がよく見える。右の視線はいつも富士山もよく見える。が顔が歪んでくる石の階段道で右足を痛めてしまった。脛にタオルを巻きつけるがまったく効果なし。登りも急登だが下りも急登、しかも石は不安定で怖い。本当に辛かった。登りと同じくらいの時間、やっとの思で下山、田の原山荘で座り込む。熱いコーヒーを飲みながら、二人大満足。窓から御嶽山がよく見える。すばらしい山だった。ありがとう。
16:00
黒石館*
八海山八海神社のお向えに8月お世話になった黒石館があります。玄関を入ると「南都さん良かったでしょう」おかみさんの挨拶。荷物だけ部屋において御岳の見える露天風呂へ車で直行、体と足の疲れを癒す。夕食はキノコや肉料理にお酒一杯美味しかったですね、隣席には名古屋から子供づれファミリーと登山と名古屋の話に意気投合、明日の初挑戦成功祈る。
前日の寝不足と疲労で8時頃には寝てしまっていたようです。朝一もう一度田の原登山口まで雲海を見に行こう!!

5:00
起床
早朝5時に起きて一人で田の原登山口まで朝日と雲海を見に行ってきました。今日もいい天気だ!前日同様多くの登山者で賑わい準備していました。昨日に劣らずすばらしい朝の景色でした。戻る途中ゲレンデで眩しく照らされる御嶽山や紅葉の木々を堪能しながら朝の深呼吸。
8:20
出発
ゆっくりめの朝食を済ませ、開田高原へのルートを確認し御岳絶好の展望場所旧「地蔵峠」目指し出発。ガイドの通り山の全景は朝日に照らされはっきり見える。王滝山、剣が峰、摩利支天の峰みね、右を見ればすぐそこに乗鞍岳も本当に近くに見える。どっしりと雄大な御岳のふもと開田自然探勝園で木曽馬と御岳を見ながらゆっくりと午前中を過ごす。
12:00
帰途へ
開田高原より高山方面、東海北陸自動車道「清見IC」めざす。九蔵峠、長峰峠、御岳が付いて来る、見送ってくれる、乗鞍も時々姿を見せてくれる「又どうぞ、待ってます」というように

自宅着20:30  *参考 清見Icより福崎IC約355k 7700円  福崎IC中津川IC約341k 6950円
 夏山の緑、青い空に白い雲、絶好の登山日和が夜のうちに雨になるなんて誰が予期したでしょうか!
日本最高所のスカイライン、黒部五郎岳が左端に大きく、槍ヶ岳が中央に頂上をのぞかせ、その右には西穂、奥穂、前穂高連峰と続く、一番近くに見えるのが焼岳、スケールの大きな高原大パノラマを満喫。360度、どの方向にもそれぞれの主峰主役がそびえ立つ。 気温は17℃。ちょっと肌寒い。
 三度目の乗鞍だが山頂付近の全景が見えたのは初めて、山頂でゆっくりと過ごす。乗鞍高原に下山、休暇村で昼寝をしながらのんびりと。(8日朝3時半姫路出発)
 御岳山麓を目指す、が前から気になっていた「野麦峠」と立ち寄り遠回り。映画で涙した
ミネさん兄弟の記念像胸打つものがありますね、記念館もあります。この野麦峠の真正面には「御嶽山」がそびえ立つ。朝日村、開田村、三岳村から登山口の王滝村。この日は何村を通り過ぎただろうか?夕日に見え隠れする御岳山、五合目の宿「黒石館」をめざして又山道を登る。御嶽山の山麓は広いですねぇ、王滝村役場より約15K。(黒石館のホームページ)
カメラに10枚ほど残っていますがいいのがあれば追加します。御嶽山は一枚もシャッター切ってないので次回登ったときを楽しみに!
乗鞍スカイライン 畳平・鶴ヶ池 魔王岳と右下亀ヶ池
魔王岳(2863m) コロナ観測所と乗鞍山頂 乗鞍小雪渓
 8月9日雨と強風と濃霧のため登山中止。残念!! 剣が峰、一ノ池から五ノ池までをめぐり、田の原湿原お花畑等ゆっくりしてもう一泊の予定だったのに!! 毎年信州方面に出かけているのに「御嶽山」だけは後回しになっていました、やっと登ろうと決めたらこの天候。田の原登山口で約二時間天候の回復を待つも霧が濃くなるばかりで下山する。
 海もないのに浦島伝説で有名な「寝覚めの床」、木曽川、美しい森林の風景、妻籠宿に馬籠宿の旧街道の各宿場町、名所や史跡、見どころが沢山。
又の楽しみにとっておきます。
  ’02.8.20